私のスポットライト(児童書)

13歳の平田彩希は、顔も成績も地味でフツウ。
美人で目立つ同じ歳のイトコとは、なにかと比較されてばかり。
なるべく目立たないようにしてきたが、中学の学園祭のクラス劇で、
押し付けられて主役を演じた彩希は、演劇の面白さを知り、児童劇団に入団する。
ところが、「カンチガイしてる」と陰口をたたかれて──。
集団の中での立ち位置に悩みつつ、自分のやりたいことを見つけ、変わっていく少女を描いた瑞々しい成長物語。