西野亮廣さんの記事より
勝又、お前も勉強しろ

「数字」を追う為に自分の気持ちに折り合いをつけて、
たいして作りたくないものを作って、
たいして届けたくもない表現を完成させて、
「是非、ご覧ください」
「是非、劇場に足を運んでください」
なんて言いたくありません。
それこそ詐欺じゃないか。
自分の為にもなっていないし、お客さんの為にもなっていない。
誰のニーズに応えた活動なのか、よく分からない。
「広告主のニーズに応える活動」だとしても、そんなものに広告効果があるかどうかは怪しい。
数字ゲームに背を向けたら食っていけなくなるし、数字ゲームには参加したくない。

表現者が数字を目標にしたビジネスをするのか?
表現者であり続ける為のビジネスモデルを作るのか?
この二つは全く別のもの(正反対のもの)です。
が、その区別がつかない人達がいます。
時々、僕は「利潤追求者」としてカテゴライズされることがあります。
時には、同業者(表現者)も、それに賛同する始末。
彼ら(表現者)に対して言葉を選ばずに本音を言わせていただくと…
「お金に目が眩んで、S E O対策や再生回数が背骨になってしまっているのは、キミだよ。
不倫したタレントを叩きたくで、この世界に入ったのか?
【人気スイーツランキング】をすることが、キミが心から願っている表現なのか?
違うだろ? 
お金が欲しくて、折り合いをつけて商売してんだろ?
今のキミの活動は、お金を獲得することがメインになってるだろ?
『そんなことはない!』と言うのであれば、この一週間のキミの活動を今ここで発表してみろ。
広告主にも、集客にも忖度していない、
この一週間のうちにキミが世界に生み落とした『100%キミの内側から出た膿のような表現』を今ここで見せてみろ。
表現者の矜持を見せてみろ。
そんなものがあるか?  
僕にはあるよ」