>>449続き)

あと、もう1つは、「クレームを入れる前に、確認して」です。

これ、サービス業をやられている方なら共感していただけると思うのですが……
たとえば、先日、「映画『えんとつ町のプペル』のチケット応募者全員に
西野が自腹でプレゼントキャンペーン」というトチ狂った企画をしたんですね。

応募は8月29日の17時頃に締め切ったんですけども、それを受けて、
「応募を突然締め切られた!今、応募の手配をしていたのにっ!」
みたいなクレームがチョコチョコあったのですが、突然も何も、応募規約に
「8月末(すえ)に締め切ります」とキチンと書いているんです。

これに関しては、
「表現が曖昧だ。『すえ』と『まつ』の捉え方が、『終わりの数日間』か『最終日』かで人によって違う」
というご意見もあると思うのですが、
「表現を曖昧にしているところも踏まえて、クレームを入れる前に一旦確認して」と思うんです。

もっとあるのが、「商品が届きません!どうなってるんですかっ!」というクレームの9割が、
購入者さんの「住所の入力ミス」という地獄です。

「商品が届かないなぁ」と思ったら、まずは店を疑う前に、
「自分が入力した住所にミスは無いか?」を疑って欲しい。
「届くはずのメールが届かない」と思ったら、まず相手を疑う前に、
「自分が入力したメールアドレスにミスは無いか?」
「メールが迷惑BOXに分類されている可能性は無いか?」
ということを疑って欲しい。

クレームを受けて、こちらが再度、住所やメールアドレスを確認すると、
「すみません。記載ミスでした。もう一度、送っていただけますでしょうか?」
みたいなのが山ほどある。

同じ被害に遭っているサービス提供者さんの気持ちを代弁させてもらっていいですか?
「時間返して」