>>28続き)

昔から僕は、世の中の流れとか本当に(本当に!)どうだってよくて、
「自分がやりたいことをやる」の一点なんです。

ただ、少し冷静になって考えてみると、僕は「土星に行きたい」って思っていないんですね。
「海底都市を作りたい」とも思っていない。

つまり、全ての事柄の中から「やりたいこと」を選んでいるわけではなくて、
実現性がある範囲の中から「やりたいこと」を選んでいる。

そして、実現性が極めて低いものを好んで選んでいる(笑)

イメージでいうと台風の予想進路図に似ています。
沖縄に到達した台風が翌日に左下に進むことは無いじゃないですか?
だいたい翌日は右上の方にグイ〜と進む。
あの範囲内で「やりたいこと」を選んでいるのだと思います。

大切なのはここからで、この時、3種類の人が生まれると思っています。

「時代が進んでから動く人」と、
「時代が進む方向を予想して動く人」と、
「時代が進む方向を決める人」です。

僕、一番最後の人なんです。

ここに関して僕はあまり上品じゃなくて、「時代は右に進む」と宣言して、
力技で時代を右に進めて、「ほらね」と言っている感じです。
予想を当てたわけじゃなくて、暴力的に正解にしている(笑)。