>>106続き)

[47:10]
西野:もうホント問題は、「こうで、こうで、こうだからお客さんが喜んでくれるし
   ARで美術館見れるんです」みたいなことはもう自分の中じゃ完全に絵が見えて
   るんですよ。「こうしたら人がこう流れるな」とか「みんな面白がってくれるな」
   とか見えてるんですけど、いっちばんムズいのは、えーとー…銀行ですね。
   銀行のかたにこの説明をしてもほぼ通用しないですね。
   「なに?ARって」「なんで更地で…」
   何回も言われたんです。銀行にお金を借りに行かなきゃいけないんで、
   えー…でもまぁ、いい銀行、素敵な銀行あったんですけど、結局。
   でも、ほぼ通用しないですね。
   「美術館はいつからスタートするんですか?」みたいに言われて、
   「いや、だからもう土地買ったんで、明日からでもスタートできますよ」
   って言って。「はぁっ!?」みたいになるんですよ。
豊崎:わたし銀行員だったら絶対貸さなーい!
坪田:事業計画めちゃくちゃですからね(笑)「ゴミを売ります」(笑)
西野:(パンパンパン!)そうなんですよ、全然ダメなんですよ(笑)
   「なに言ってるの?」みたいな。「騙しに来たぞ!」みたいな雰囲気になるんで。
坪田:なんで初月から売り上げ立ってんの?みたいな(笑)
   まだ建ってないでしょ建物が、みたいなね(笑)
西野:(パンパンパン!)建物、建たないとダメなんですね、向こうのルールは!
豊崎:そりゃそうですよねぇ、100万、200万借りに来てるわけじゃないですしね。
西野:はい、何億貸してくれって言ってるんで(笑)
坪田:しかも「僕オンラインサロンでちゃんと定額で収入があるんです」って、
   オンラインサロンって何!?みたいな(笑)
西野:全っ然、通用しないんですよ!(笑)
豊崎:たしかに胡散臭い!
西野:アハハハァ!! 全っ然通用しないんですよ!!
   「返済どうしていくんですか?」みたいなこと言って。
   「いや、もう返済も何も、いや別に今月から返せますよ」って話を
   してんですけど。だってオンラインサロンで1万2000人ですよ?
   月額1000円で1万2000人…ですよ(笑)
   それをこうやって返していくだけの話ですから。別に明日からでも。
   って言うんですけど全然通用しないです。
   だからオンラインサロンって言うの最近やめてます。
   定期購読の読み物みたいな…なんか、なんか置き換えてます。
   新聞みたいなものだって言ってます。って言わないと。