にんげんやからなぁ

いろんなミスをするわいな

思わぬ大きな失敗をしでかしたり

そのときは思慮が浅くて、なにも考えずにやったことが

あとになってマズイことだったと気づいたり

これぐらいはだいじょうぶやろ、とおもってやったことが

実は全然だいじょうぶじゃなかったり

そんなことは多かれ少なかれ、誰にでもありますわ

でも

マズイことやだいじょうぶじゃないことだとわかったときに

たいせつなことは、たったひとつ

「正直であること」

己の非を認めて、すべて正直にあからさまにする

これしかおまへん

そうすれば、当然それなりの罰を受けるけれど

潔さに対する思いから、大目に見てもらえるかもしれん

許してはもらえなくても、情状酌量してもらえるかもしれん

さらには、これからの自分に期待してもらえるかもしれんし

いつかは信用を取り戻すことができるかもしれまへん

これほどシンプルでカンタンなことやのに

アホみたいに「これぐらいのウソならだいじょうぶやろ」

とか、「なんとかうまく逃げ切れるやろ」と保身に走るのは

最悪の対処であり愚の骨頂やし、それ以前に人として

男として最低やんか

ましてや一番大きな罰を受けた後輩にすべての罪をなすりつけて

自分だけは知らぬ存ぜぬで逃げ延びようとするなんて

男として器が小さすぎて、話にもならへんし

情けなすぎて笑うしかおまへん

おまけにこの期に及んで、まだ言い訳っぽい言い方をする

ほんまもんの「クズ」ですわ