>>205続き)

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やっぱり大学ってスゴい!
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今、多くのインフルエンサー(と呼ばれる人達)がオンラインサロンをやっていますが、
当然、サロンによって内容は全然違います。

もしかすると本当に大学の役割を担っているサロンもあるかもしれません。
インフルエンサーと呼ばれるぐらいですから、
「今、何が必要で、何が不必要なのか」に関しては人一倍敏感だと思います。
その発信は本質的で、大学の講義よりも実践的な内容であることが多いのかもしれません。

ただ、海外を飛び回り、国内の場末のスナックを呑み歩いている僕に言わせると、
日本の中心は港区ではなくて、田舎で、そこは最終学歴がモノをいう世界です。

『西野亮廣エンタメ研究所』卒より、『東京大学』卒の方が、
その後の身動きがとりやすいのは間違いありません。
僕自身、「そりゃ大学の先生よりかは面白い内容をお届けできているだろうなぁ」という自負はありますが、
どっこいココは学歴社会で、それは今日明日でひっくり返るモノではありません。

「大学に行くぐらいなら、オンラインサロンに入った方がいいの?」
という質問に対しては、
「大学で学ぶ内容はさておき、ナンジャカンジャ言って学歴ってやっぱり強い武器なので、安く見ない方がいいかも」です。

おそらく、多くの方が持たれている違和感は、
「学歴なんて要らないよ」「大学なんて行かなくていい」という人達に限って、
有名大学を出ているという点だと思います。

高卒の僕からすると、そこには「大学を経験したからこそ『大学を要らない』と言える」という説得力が見えます。
一方で、
「この人、自分が学歴の恩恵をホンノリ受けていることをカウントしてねーな」
と思う場面も少しだけあります。

死に物狂いで努力されて、のし上がった人達なので、
御本人的は本当に学歴には頼っていないと思いますが、
ただ、兵庫の山奥の高卒脳(僕)から、その人達を見たら、
「この人、なんかメチャクチャなことを言っているけど、有名大学を出ているから、
たぶん、何か考えがあるんだろうな。もう少しだけ話を聞いてみよう」
となります。

そこには、ほんの少しだけ学歴の恩恵が発生しますよ、という話です。