1639. secret name 2018/11/15(木) 23:29
奥様の本を読みました。
いろいろな見方がありますが、
奥様の積年の苦労と想いがそこここにネガティブな描写となって散りばめられていて、
私には苦い読後感が残りました。
婚約のときに糖尿病を隠していた、新婚旅行なのに妻に荷物を持たせる、
一分とじっとしていられない、
直感的で衝動的、寂しがりやで人を電話で呼んでおいて自分はいなくなる、
人の話に平気で割り込む、
娘を簡単にショーに出させようとする思慮のなさ、
おまけに晩年は小脳が委縮する病気にかかり子供たちの言葉にも反応しないのに、
薬を飲む時間だけはちゃんと覚えている・・・などなど。いくら家族でも、
そんなことまで暴露しなくてもよいではないですか。
石原裕次郎さんの奥様の本も読みましたが、
同じ闘病記でももっと裕次郎さんに対するリスペクトと愛にあふれた文面でした。
文面からにじみ出るものがあるのですよ。