>>629続き)

西野:だから自分のルールでいきゃいいのに。ほとんどの人はストレスの対価でお金を
   もらっていて、なるべく家まで持ち込みたくないけれど、ずーっと好きなことを
   考えれるんだったら、そんなイイことはないし。
浜崎:でも実際は疲れてるんです、考えて。
西野:好きなことをして疲れてるんだったら、それは向いてないんだ!
   (イライラと苦笑まじりに)
浜崎:えぇっ!?
西野:僕がたとえばお笑いをして、お笑いをずっと好きで、お笑いを四六時中考えて
   疲れてるってなると、僕は多分お笑いが向いてない状態だと思いますけど。
   向いてないと思います!
浜崎:………はーーー、そっか…家に帰ってまで…
西野:その……つ、疲れますか!? その…わか…俺がおかしいんか? なんか…
   生徒のこと真剣に考えるとかって…疲れますか?
   好きなんですよね!? 生徒のことが。
浜崎:大好きなんですよ。多分、大好きすぎて苦しくなっちゃうんじゃないですかね。
西野:ほんっとですか!? ムリヤリ作ってないですか!? ホントにぃ!?
浜崎:うん…。だって、ずっと考えてるんですよ?
西野:……はい。(信じられなくて唖然としてるような声音)
   …僕、デビューしてからずっと考えてるんですけど、疲れたこと一回もないですよ?
   疲れてるのはいつかって言ったら、イヤなことしてる時です!
   好きなことしてる時って疲れますっけ?
浜崎:……じゃ、もしかしたら……(言葉に詰まる)
西野:ホントかな? ちゃ、ホントかなー!? どうなんだろ、ちょっと、
   じっくり話聞いてみないとわからないですけど。
浜崎:なるほど。でも、「今考えてて家事や私生活がちょっとおろそかになってるな」
   っていうことだったので。
西野:うん。考えながらできないもんなんですかね。
浜崎:手が止まっちゃったり、もしかしたらするんでしょうね。
西野:あー。あ、でも僕もできないな、そういえば。でも全然いいと思ってる。
   ご飯食べるの忘れるとか寝るの忘れるとかそういうことですかね。
   あ、全然あります! でも疲れないですね!
浜崎:んーっ!(唸る)
西野:好きなことしてるから疲れない。でもお子さんとかにご飯作んなきゃ
   いけなかったりするからってことですよね?
浜崎:そうです。
西野:じゃ、それはちょっとわかんねぇっす。わかんねーなー。