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『キングコング西野』という稀代のプレイボーイは、こうして生まれた。

https://ameblo.jp/nishino-akihiro/entry-12358784739.html

キンコン西野の丁寧なセックス
NEW!2018-03-09 07:21:10

『革命のファンファーレ 〜現代のお金と広告〜』を出版した翌週には、
『貯信時代(仮)』というビジネス書を書き上げていたんだけれど、
『レターポット』や『しるし書店』のリリース前に書いたものなので、
そこに綴られた文章は、まだまだ「憶測」でしかないので、出版を控えていた。

『レターポット』や『しるし書店』をリリースしてみると、
やはり読みどおりのところもあれば、読みがハズレているところもあった。
なにより、そこには、想定外の「副産物」がたくさん埋まっていて、
これらの「副産物」のことは『貯信時代』の初稿に織り込まれていないので、
初稿は全てボツにして、ゴミ箱に捨てる前に、クラウドファンディングの
支援者さんにプレゼントした。
僕の読みの甘さが露呈されてはいるが、良いように言うと1157人しか
手にすることができない幻の原稿だ。

『貯信時代』は、またゼロから書き直す。

『レターポット』と『しるし書店』をもうしばらく転がして、
しっかりと「計画」「実行」「評価」「改善」を繰り返せば、
書籍自体は1〜2日もあれば書けるので問題ない。
大切なのは「批評」ではなく、「体験談」を綴ることだ。

一応、自分もクリエイターの端くれとして生きているので、
サービスを作るときは『お客さん目線』はもちろんのこと、
『クリエイター目線』も入れて複眼的に設計する。
ちなみに、最近、話題になっている『漫画村』はクリエイター目線が
欠落しているので、あまり面白くはない。
タチが悪いのが、「無料公開」という単語でひとくくりにしてしまって、
『漫画村』と『絵本の無料公開(お金の奴隷解放宣言)』の違いを
読み取れない方が一定数いること。
無料公開分を回収する設計がされているか否かで、大きく意味が違ってくる。

僕がサービスを作る時は『運営』と『ユーザー』と『クリエイター』の
三方よしが基本だ。
「出し抜く」という行為が長期的に見てマイナスになることを、
革命と信用のキングコング西野はよく理解している。

『しるし書店』は「売り手」や「買い手」のことも勿論考えるが、
「著者」のこともそれ以上に考える。
面白い本が次々と出版された方が世界が面白くなるので、
著者が割りを食うようなデザインはダメだ。