>>320
吉田豪との対談でそんなような事を言ってた。
これ読んだ時「あ、こいつ本当に駄目だ」と思ったよ。

吉田:ちゃんとこっちの攻撃も受けてくれるし、すごいやりやすいんですよね。
西野:だからザ・ネット弁慶ですよね(笑)。ネットだと強くなるっていう。
   そう考えるとダサいんですよ。実際に会っちゃうとヘコヘコしちゃうんですよね。
吉田:アメリカンプロレスの世界にリック・フレアーっていう選手がいるんですけど、
   それを思わせるような受けっぷりなんですよね。オーバーアクションで髪とかかきむしりながら
   ウロウロ歩いたりとか、イライラの表現の仕方とかがアメリカンプロレスなんですよ。
西野:(手を叩いて)ハハハハハハハハ! なるほど。最近わかってきて、もう工夫するのやめました。
   ツッコミとかも「やめろ!」「やめてくれ!」しか言わないですね。
   たとえツッコミとか得意じゃないし、「やめろ」だけでいいなと思ったんですよね。
吉田:そこを工夫し始めたら山里(亮太)さんとかには勝てないですからね。
西野:はい、そういうのが得意な人がいるじゃないですか。「やめろ」でいいかなって、
   それはやられてるうちに思いましたね。しかも、まぐれでうまいこと返しちゃうと、
   そこでやり取りが終わっちゃうんですよね。
   でも、やられ続けてるとどんどんすごい技をかけてくださるので。
   たとえば熱いお湯とかをピャッてかけられたときに、ひと言目に
  「これナントカナントカのナントカナントカじゃねえかよ!」ってきれいにツッコんじゃうと、
   こいつ熱くないんじゃないかって思われちゃうじゃないですか。
   だから、これ最初は「熱っ!」でいいと思ったんですよ、そして、「やめろ」でいい。
   あとは優秀な人がいっぱいいるから、頭をかきむしって「やめろ」だけ言ってたら
   ご飯を食っていけるなって思うようになりましたね。
吉田:いろいろ悩んだ結果。
西野:はい、そこになりました。もうちょっと上手にツッコむヤツになれればよかったですけど、
   ここは居心地がいいですね。