他にも「映画やドラマの番宣で俳優がお笑い番組に芸人よりも安いギャラで出てる」という話から

> ギャラの安いスターと、ギャラの高い若手芸人。
> タレントをキャスティングする側の目線で見たときに、若手芸人は圧倒的に分が悪かった。
> その時からだ。「若手芸人が己の収入の軸足をテレビに置いてしまうとジリ貧になる」と考えたのは。
> 30代以下の芸人は、テレビ以外の収入源を確保しておかないと、なかなか厳しくなるだろう。
> というか、もう、なっているハズだ。
> 30代以下の芸人は作品を作らねば生きていけない。
> ヤル気や思想ウンヌンの話ではなくて、今の日本のテレビのシステム上、そうなっている。
> テレビの椅子を狙うなら、役者さんや歌手の方のように、芸人も「自分の作品の宣伝で格安で出演する」
> という流れになってくる。
https://lineblog.me/nishino/archives/9315751.html

これもまた矢沢タオル説のように「そもそも」の部分がおっそろしく抜け落ちてる。
番宣で来る俳優達はお笑い番組に出る事をゴールとしてないから。
スター俳優の映画・ドラマのギャラなんて、お笑い番組の芸人のギャラより遥かに高額だし。
それはこういったPR活動も込みでの高額ギャラ。
彼らは自分が出演した映画をPRするためにお笑い番組に出させられてるだけ。

中にはお笑い好きで楽しんで出てる役者さんもいるけど、決してお笑い番組に出たいから
安いギャラにしてる訳じゃない。本業の役者業あればこそのオマケ的なお笑い番組出演だ。

なのに「俺がお笑い番組のプロデューサーならギャラ高い芸人より安い俳優をキャスティングするね。
だからこれからの時代、テレビに出たい芸人は本業のお笑いを頑張るんじゃなくて、俳優みたいに
他の事を頑張って、その作品のPRをしにお笑い番組に出るのが吉なのだ」ってどんだけ的はずれ!

俳優なめんな。お笑い番組に出たくて俳優やってんじゃなくて、役者の世界でこれでもかと
努力して苦労して頑張って、やっと作品のメイン張れるようになって、そんで作品の顔として
お笑い番組などに番宣で出るまでの存在にのしあがってるんだろうから。
芸人が「そうだ、テレビに出たいから俺も俳優とか監督とかやって番宣ゲストとして出ようっと」
という程度の心づもりでいけると思うのが馬鹿すぎ。