>>954続き)

自分で予約をとって、自分で出版社に発注をかけて、
サインを入れて、レターパックに入れて、自分で配送の手続きをする。
かれこれ2万部近くを自分で売った。
クリエイターだけでなく、各地域の個展スタッフも含め、『えんとつ町のプペル』は本当に大勢の仲間と作った作品なので、
一人でも多くの人に届けたい。
http://i.imgur.com/apQJ4e4.jpg(※スタッフリスト)

ときどき、「配送作業とかはスタッフにやらせたらいいんじゃないの?」と言われるんだけれど、
一冊一冊確実に届けられていることを自分の目で確認できることが精神衛生上、良い。
レターパックの数が少ない時は、集荷に来てもらわず、自分で郵便ポストに入れに行くんだけれど、これもなかなか良い。

たぶん僕は他の人よりも『広告』が得意な方だとは思うんだけれど、
「一生懸命作って、一生懸命届ける」
これしかないし、近道はない。
圧倒的努力しかない。

王監督の
「努力は必ず報われる。報われない努力があるとするなら、それはまだ『努力』とは呼べない」
という言葉か好きです。