毎日新聞 2023/11/29 15:59(最終更新 11/29 15:59)
 「忍者百人衆」が23日、4年ぶりに復活し、東京都心を練り歩いた。忍者装束の105人は「忍者百人衆 江戸で伊賀/甲賀の気配を探れ その七」の参加者とスタッフ。
「皆の者、出陣じゃ」の合図で歩き始め、道行く人が「忍者、忍者」と驚き、外国人観光客がカメラを向けるのも新型コロナウイルス感染症拡大前の2019年以来の光景だった。【大西康裕】

 着替え場所と発着は東京都台東区の上野公園。東京メトロ千代田線湯島駅まで歩き、地下鉄に乗り込み大手町駅で下車して地上に出る。
「江戸城大手門」の前で、三重大学人文学部の山田雄司教授から大手門の奥にある「伊賀組」や「甲賀組」などが江戸城警固のために詰めた「百人番所」の説明を受ける。忍者装束では百人番所に近づけなかった。

https://mainichi.jp/articles/20231129/k00/00m/040/126000c