下北沢駅の「虚無の空間」どうなるの? いつまでも工事中 じつは「街の歴史が変わる」大変化? | 乗りものニュース:
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2023.08.11 乗りものニュース編集部

「歩行者と自転車しか到達できない駅」下北沢駅がついに変わる!?

ずっと何もない空間

 東京都世田谷区の下北沢駅は、2018年の小田急複々線化・地下化以降、大きく変貌し続けています。小田急の駅舎はリニューアルして店舗併設型の低層ビルとなり、地上線路の跡地は緑道とカフェが立地してゆとりある空間に生まれ変わりました。

 そんななか、いまだに「よく分からない空地」のままになっているのが、東口広場です。5年経っても何を塞ぐでもないバリケードで囲われ、ビルが建設される様子もありません。この空地はいったい、将来的にどうなって、今現在は何が進んでいる状態なのでしょうか。

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 下北沢駅東口では現在、都市計画道路が整備されています。具体的には、茶沢通りから西へ新道路が分岐し、そこからさらに分岐して、小田急線路跡が駅東口まで「駅前道路」として整備される計画です。

 要するに、三軒茶屋方面からつづく茶沢通りから下北沢駅の改札前まで、自動車やバスが乗りつけることが可能となるわけです。これは下北沢という街にとっても「革命的」なこととなるかもしれません。

 駅まで車で送り迎えをしたり、タクシーに乗ったりといった「当たり前の光景」が、下北沢駅にはありませんでした。それが下北沢駅を独特の街たらしめていた面もありますが、そんな”歩行者の街”であった駅前周辺部の様相が、変化を遂げることとなります。

 下北沢駅へ路線バスで行くには、三軒茶屋駅方面からやってくる小田急バス「下61系統」で、終点の「北沢タウンホール」もしくは手前の「下北沢駅前」で降り、繁華街の中を歩く必要がありました。路線バスの再編は未定ですが、もし駅前直結を果たすと、世田谷区北部の住民にとって、新宿駅への足は「取っつきやすい」ものになります。

 気になる事業進捗ですが、実は知らぬ間に、「駅前広場」はそこそこ完成に近づいています。(略)


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