福岡 2023/05/16 19:05

福岡市動物園が、今年度中にもミャンマーからゾウを受け入れる方向で調整していることが分かりました。

福岡市中央区の福岡市動物園では6年前にメスの『はな子』が死んでから、ゾウがいない状態が続いています。

2019年に、東南アジアのミャンマー政府と覚書を交わし、あわせて4頭のゾウを去年春に受け入れることになっていました。しかし、ミャンマーのクーデターや新型コロナウイルスの影響で、現地で予定していた動物園スタッフの研修ができず、ゾウの受け入れは延期されていました。

園によりますと、ことし春にミャンマー側に対し、現地の飼育員がゾウと一緒に来日し、福岡市の飼育員への指導を行う提案をしたところ、了承されたということです。

今後、輸送のためのチャーター機などの手配を進めることにしていて、動物園の担当者は「ゾウを待ちわびる声をよく聞くので、今年度中の受け入れを実現したい」としています。

https://www.fbs.co.jp/fbsnews/news96q41i9x08065gzki9.html