5/4(木) 14:01配信
京都新聞
子どもたちが障害の有無にかかわらず遊べる「インクルーシブ遊具」がこのほど、京都府立公園で初めて、宇治市広野町の山城総合運動公園(太陽が丘)に設置され、利用が始まった。背もたれが高いシートがある回転遊具と、クッション性に優れた築山遊具の2種。
府が、公園センター南側の芝生に800万円かけて設けた。誰もがアクセスしやすい平らな場所で、トイレが近いため、保護者の見守りも容易という。
円形で直径2メートルの回転遊具は子どもが4~5人座り、外側から押してもらう。高さは80センチで、車いすから乗り移りやすい。座る部分は背もたれが高いため、姿勢保持が難しい子も安定して座れる。
築山遊具(直径3メートル、高さ1メートル)は、ウレタンフォーム製でクッション性がよく、転んでもけがをしにくい。
初日の4月30日から多くの子どもが訪れ、座ったまま回る感覚を楽しんだり、でこぼこがある築山を上っては滑ったりして笑顔を見せていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f34654e7789a9fc1691c1b32e34a368b647e0320
最終更新:5/4(木) 21:03
京都新聞