2021年11月12日20時10分

東京都心・JR有楽町駅を出てすぐ目の前に、工事用シートに覆われた建物が――。1950年創業の老舗フルーツパーラー「百果園」だ。新宿などにも店舗を構え、串に刺したパイナップルほかフルーツを販売していた。

だが、新型コロナウイルスの流行以降は休業が続いていた。現在、工事用パネルにはベーカリー新規オープンの貼り紙がある。百果園はこのまま姿を消すのか。






ベーカリー新規オープンの知らせ

休業中の「百果園 有楽町店」がそのまま閉店するという投稿が、ツイッターで話題になった。しかし、公式的なアナウンスなどはなく、情報が不確かだ。

百果園は、上野・アメ横商店街とJR新宿駅東口にもある。上野の店に電話を掛けたが、つながらない。直接店をたずねることにした。

まずは有楽町店へ。駅から出るとすぐそこに、白いシートと足場に囲われた建物が現れた。建物正面に回るも、「フルーツ 百果園」の文字はすでにない。パネルに張り出されたポスターには、「クニャーネの店」というベーカリーが出店するという情報が書かれていた。店が変わってしまうのは、本当のようだ。

建物を物珍しそうに眺めている人たちの中には、新しい出店情報の書かれたポスターを読み込む人、「何のお店だったっけ」と口にする男性や「新しいお店のパン、おいしそうだね」と会話する女性2人組もいた。

隣の中華料理店「中園亭」の店の人に話を聞くと、百果園の関係者から直接話は聞けていないとのことで、手掛かりはつかめなかった。





色あせた「臨時休業のお知らせ」
     ===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://www.j-cast.com/trend/2021/11/12424820.html?p=all