【京都】河原に謎の木組み、その正体は 戦国期から伝わる「中聖牛」、京都で設置取り組み [坊主★]
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丸太を組み上げ、竹蛇籠を重りにして流されないようにした中聖牛。姿が牛に似ていることから名付けられたとされている(井手町多賀・木津川河川敷)
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独力で作り上げた中聖牛の完成を祝う関係者ら(昨年12月6日)
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川の流れを自然素材でせき止めずに変える伝統的な木組みの構造物「中聖牛(ちゅうせいぎゅう)」を、京都府井手町多賀の木津川右岸に設置する取り組みが4年目を迎えた。これまでに12基が設置され、京都大防災研究所などが流れや砂のたまり方、川の生物への影響などを調査してきた。昨年は初めて業者の手を借りず、市民グループの会員だけで設置でき、技術の普及にも期待が寄せられている。
中聖牛は、丸太を三角すい状に組み合わせて川に設置し、増水時の流れを変えたり、緩やかにする伝統的な河川工法。戦国時代ごろに東海地方で誕生し、江戸後期に全国へ広まったとされる。大きさや形状によって「大聖牛(だいせいぎゅう)」や「菱牛(ひしうし)」と呼ばれる物もある。
木津川では2017年から、京大防災研の提案を受けたNPO法人「やましろ里山の会」(京田辺市)など地元の3団体が、伝統的な河川工法に詳しい静岡県の土木業者や、国などの協力を得て毎年3基ずつ設置してきた。
調査では、砂の堆積を促したり、洪水時に水の流れを弱めたりする効果が見られた。ほかにも、聖牛の周辺にできる水たまりが昆虫類の新しい生息場所になるといった変化もあるという。
4年目の昨年は、里山の会の会員らが3基の設置に向けて9月から作業を開始。週末を中心に、竹で編んだ細長いかごに石を詰めて重りにした「竹蛇籠(たけじゃかご)」を作ったり、高さ約4メートルになる木組みを立ち上げるなどしてきた。12月には、研究に携わる学生も含め、関係者約60人が集まって完成を祝った。
今回は会員らが独力で中聖牛を作り上げた。京大防災研水資源環境研究センターの竹門康弘准教授は「材料の確保から設置まで独自でできるようになり、会のみなさんが講師として各地で指導できるようになった」と今回の意義を強調する。
里山の会理事の有田勉さん(75)は「大変な作業もあったが、自分たちの手で作り上げられ感激している」と喜んだ。有田さんによると、木津川での活動を知って、遠方から見学に訪れる人の姿も見え始めたという。
竹門准教授は「絶えず水筋が変わる日本の河川では、木と竹、石で作り、壊れれば作り直す方法が適している。聖牛にはどういう役割があるのか、どこに置けば効果があるのかなどを今後も確認していきたい」と展望を語った。
京都新聞 2021年1月29日 10:50
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/475057 戦国時代からある治水方法
もう研究は尽くされれると思うが・・・ 京都滋賀あたりはあまり災害ないから呑気よな
洪水は自然の摂理ですとか言ってる気がする >>6
天ヶ瀬ダム出来るまではあの辺水害多かったぞ 「京都」「河原」「木組み」のスレタイだけ見て、てっきり鴨川下流の0番地長屋住宅を連想してしまった。
以前は新幹線からも見えたのにな。川の上で生活している人たち。 この近くで動植物モニタリングしたら面白いデータが取れそうだ Googleマップみてたら堤防に聖牛ってあったからなんだろうって思ったらコレだった。
こんないいもの各地でも作ればいいのに。
特に朝倉市のところとか信濃川のところとかやらないのかな?
そういえば川辺に柳を植えて水害無くしたってテレビでやってたけど
全国的にこういう自然と一体化出来てる工法でやればいいのにネ。 >>3
そうだよね
復元は1基あれば良くて、改良品とか試してくれたほうが興味が湧く
蛇籠単体だって高耐久のもので作れば長く生き物の住処にできるだろうし >>8
自然素材なんだから虫に食われたり腐ったりするにきまってるだろ
傷んだら作り直し
それが面倒だから長持ちするコンクリが選ばれてきたのだ 効果の程は疑問だが昔からある堤防決壊に対抗する手段
・木流し
葉のたくさんついてる2〜3mの木を用意し
水圧のかかる場所に根元を固定して流れに沿わせて何本も設置する
・ため池
堤防にトンネルを掘り岸側に水をためるプールをつくる
50年ぐらい前NHKで放映されてた タミヤのバリケードセットか懐かしい
ちょっと模型屋さんに行ってくる 洪水で水圧がかかる
↓
その水圧で、足元を押し付ける=土圧で対抗する
↓
洪水で堤防付近の地盤が水圧で緩み決壊するのを防止する
自動水圧式の土壌閉鎖装置だな
すげーな
テコの原理かと 上部に水圧が来ると
テコの原理で三本足の頂点=堤防側の足に力がかかる
川の水圧→土圧変換を行い 堤防側の土壌浸水(決壊の原因はぜんぶこれ)
を防止すると 市民団体が勝手に河原にこんな物を放置して、法的に問題は? >>24
国や京大が協力してるんだから勝手ということはないだろう 他の大都市圏はコロナ対策で大わらわなのにこんな不要不急の事してる
京都はホンマに脳味噌お花畑違う国のお話みたい。 >>3
>戦国時代からある治水方法
>もう研究は尽くされれると思うが・・・
忘れられた技術を再研究して記録に残すんだろ 海外で似たものはあるのかな。中国あたりの伝来なのかな
日本は急流が多いから独自かな
何をヒントに思いついたんだろう 汚いチョーセンジンを木の檻に入れて河で洗って回収し忘れたらしい 多摩川の羽村取水堰のところにもこういう流れ止め工法が展示してあるよね。 >>9
井出町も0番地やで
ワイが10代の時は井出の中学生ゆうたらポン中ばっかりやったな 要は木製のテトラポッド。
信玄がつくったヤツが有名じゃん こんなもの、役に立つのか?
まるで、お遊びレベルじゃないか? 業者が見たらブチ切れそうだな
趣味だとしても許されるもんではない で、これで、災害が起きたら誰が責任を負うんだろうか?
木津川って淀川水系の河川で有る >>3
明治以降の西洋土木技術と江戸時代までの在来土木技術には断絶が有って、
案外と日本固有の土木技術って研究が進んで無い。
聖牛に注目して研究・再設置されたのが10〜20年前くらいだったかな。
それまで聖牛なんてみんな忘れてたよ。 >絶えず水筋が変わる日本の河川では、木と竹、石で作り、壊れれば作り直す方法が適している。
洪水が前提じゃん 流された丸太が橋を閉塞して氾濫する
最近は河川敷地の立木は伐採傾向 実用性は無く、ただ手合わせて祈るのとさほど効果は変わらないんだろう 洪水で流されて下流の橋桁に引っ掛かって橋が流される可能性ゼロじゃないよな
現代のコンクリートの橋なら大丈夫だろうけど、昔はちょくちょくやらかしてそう >>49
今は橋は流されないけど、丸太でせき止めてしまうから
即席のダムみたいになって川が氾濫する 信玄の御勅使川の治水みたいに絶対壊れない
岩盤が有ればそれにぶち当てて勢い殺せていいけど
これはすぐ壊れそう。壊れたらダムになってしまう ダムっていうけど木津川の木津市より下流は広い盆地だからなあ
昔なんか高い土手なんてないだろうし適当に溢れてただろうよ
下流の下流には巨椋池あったからそこが調整池の役割果たすし >>22
「中聖牛(ちゅうせいぎゅう)」φ(..)メモメモ
ウチも同じ原理でビル風からシャッターを守ってるんだねえコレ
台風のときは逆に全開にしてメッシュのシートでやんわりといなしてるんだけど
今晩は牛くんががんばってくれてる ナーロッパに転生したとき、
この技術が役に立つかもしれん。 ファラリスの雄牛みたいなのを想像して
見たら全然違ったw 一時期、大きく「石棺」って書いてたの不思議だった。 臼杵警察署にいる警察官でもなんでもないクビでもかってにやっている。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています