兵庫県丹波篠山市井ノ上の黒豆畑にボール状の白いキノコが出現しているのを、農作業中だった男性(61)が見つけた。男性は、「頭がい骨が落ちているのかと思った」と目を丸くしている。

ホコリタケ科のキノコ「オニフスベ」とみられ、現在、直径約20センチに成長している。オニフスベは夏から秋にかけて発生し、毒はない。

男性がキノコを見つけたのは16日の夜。前日も農作業をしたが気づかなかったと言い、一夜にして巨大化したとみられる。

同市特産の黒大豆の近くにできたキノコ。男性は、「オニフスベだったら漢方薬になるらしい。見た目はちょっと気持ち悪いけれど、もっと増えたら新しい特産にして売り出そうか」とほほ笑んでいる。


画像:黒豆畑に出現したボール状のキノコ=2020年7月17日午後零時26分、兵庫県丹波篠山市井ノ上で
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丹波新聞 2020.07.19
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