2020年01月10日

長崎大学の河野学長は、国立大学の定員を見直そうとしている文部科学省の方針に疑問の声を上げました。文部科学省が去年示した国立大学の改革方針には「大学の適正な規模」について議論するとの方針が盛り込まれています。
今月から各大学との個別の議論が始まります。定例会見で河野学長は、国立大学だけ定員を見直そうとしている文部科学省の方針には違和感があるとした上で、河野茂学長は「もし長崎県の人口減少は著しいから大学の定員を減らせとなると長崎県の振興に携わる人材をさらに減らす可能性が大きい。
授業料が安く、かつ有為な人材を輩出する国立大学を小さくすることは、国のためにならないのでは」と語り、国立大学の学生定員の維持を訴えました。


https://www.ncctv.co.jp/news/75741.html