【東京】「一神教の人には切迫感」 コンピューターが未来を支配するのか ベストセラー「ホモ・デウス」批判的に読み解く[10/11]
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「人工知能と人間の意識は比べようがない」と、「ホモ・デウス」の問題提起に疑念を抱く安宅和人さん=東京都千代田区で、藤原章生撮影
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何かが足りない。2016年に出版された英語版を読んで、そう思った。この9月に出た邦訳版を読むと、今度は違和感を覚えた。ベストセラー本「ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来」(河出書房新社)のことだ。人類の支配者が、神、人間を経ていずれデータ、つまりコンピューターに取って代わられる可能性をめぐる話だ。すとんと落ちないのはなぜなのか。脳科学、情報技術ともに関わりの深い人と批判的に読み解いた。【藤原章生】
■ゴッホの表現力は意識が生み出す
「ホモ・デウス」(神のヒト)の帯にこうある。「生物はただのアルゴリズム(演算式)であり、コンピューターがあなたのすべてを把握する。生物工学と情報工学の発達によって、資本主義や民主主義、自由主義は崩壊していく。人類はどこへ向かうのか?」。著者は全世界で800万部も売れた「サピエンス全史」(11年)で人類を論じたイスラエルの歴史学者、ユバル・ノア・ハラリ氏(42)だ。
※省略
“知能”と“意識”を比べる問いに違和感を抱いたのは、以前、ヤフーの最高戦略責任者(CSO)、安宅和人さん(50)からこんな言葉を聞いていたからだ。「人工知能(AI)はあらゆる基礎的な情報処理で人間を超えるだろうが、人間のようになることはない。中でも大局的な把握は人間の最も高度な能力の一つで意味理解のないAIには極めて厳しい」
安宅さんは、東京大大学院などを経て米エール大で脳神経学の博士号を取得し、現在は慶応大環境情報学部教授も務めている。オフィスを訪ねると、「ホモ・デウス」を読み終えた感想をこう漏らした。
「疫病、貧困、戦争という人類の三つの死因が収束に向かっているといった分析など、前半は面白いけど、後半は息切れしている。前作は名著で興奮して読みましたが……」
「AIは人間を超えますか」と素朴に聞くと、問い自体が適切でないと安宅さんは言う。人間とAIは何かを学習する道筋が全く逆、根本が違うため、等価な比較はできないという。
「例えば我々の場合、ある草を踏んだら足がかぶれたので、危ない草だと学習する。一方、AIの機械学習はその草を避けるという『目的』がまずあり、モデルの中の変数を調整していく。自動運転もそうですが、『目的』にあった動作をさせることはできる」
「避ける」という動きを与えるために「目的」を先に与え学習するのがAIの構築だとすれば、人間はさまざまな経験から意味を理解し「避けた方がいい」という判断をする。機械と生物の学びは逆だということだ。
わかったようなわからないような顔をしていると、安宅さんはため息をつき「例えばゴッホの絵(=目的)をたくさん覚え込ませれば、AIはゴッホのような絵を簡単に描ける。あるいはゴッホとモディリアーニを混ぜた絵を。でも、AIが体験をもとに、ゴッホのような人間の深い心的洞察に基づく表現への手がかりを得ることはない。心に該当するものがないからです」。
どうにかわかった顔つきをしていると、安宅さんは問題の書「ホモ・デウス」に話を戻した。
※省略
■一神教の人には切迫感
「ホモ・デウス」が説く、神の時代、人間の時代からデータの時代へ、という変遷もわかるようでわかりづらい。単純すぎるのではないか。そんな話を差し向けると、安宅さんの脳が少しスパークした。
「データの利活用は科学の延長線上にあり、科学の担い手である人間の時代が続くだけです。そこに神の時代も並行してある。欧米など一神教の場合、神の代わりになるものが出てこない。だから、その穴を埋めるため、終末的な極論を展開しがちなんじゃないのかな。大方の日本人は一神教じゃないので、神の代わりといった代替物を考えなくてもいい」
つまり、一神教の人には切迫感があるが、日本人にはないということなのか。
人工知能と聞いて、一神教の人は「2001年宇宙の旅」で人間を死に至らしめる人工知能を思い浮かべる。だが「我々が描いてきたのはドラえもんですからね。うまく使い倒せばいい、となる。『ホモ・デウス』は一神教の人の考え方を理解する役には立ちますが。違和感があるのは、神に対する見方の違いもあるのかもしれません」。
違和感が少し解けた感じだ。
毎日新聞 2018年10月11日 東京夕刊
https://mainichi.jp/articles/20181011/dde/012/040/005000c?inb=ra ホミネス・ノクターナ
ホモ・モンストローズス
ホッモで──────────す > 人工知能と聞いて、一神教の人は「2001年宇宙の旅」で人間を死に至らしめる人工知能を思い浮かべる。
> だが「我々が描いてきたのはドラえもんですからね。うまく使い倒せばいい、となる。
西洋でも100年前はドラえもんだった。
日本人が脳天気に都合の良い願望を未知の対象に押し付けがちなのは、主導権を奪い合うような
本物の異文化/他者と対峙したことがないからだろうな。 人間の統治する国と人工知能が統治する国があったらどっちに住みたいだろうか
人類の9割以上の人間は人工知能が主で人間が従のほうが幸せに暮らせるんじゃないかな キリスト教圏の権力層は、キリストの代わりに
インターネッツを一神教として世界中を支配しようとしてるわけでしょ?
グーグルがフェイスブックがアマゾンが最終的に一つに統合されていくまでは
プロレスしながら、個人情報を漏洩させつつ、それぞれで情報を一元管理させて
いき、世界中を脅迫できるだけのデータを集めていく、、、、
WE ARE DATA って気持ち悪いスローガンに彼らのすべての目的が集約されているかと。
やつらがストーカー的に勝手に集めた個人データで
勝手にこっちの存在を決めつけられるなんて、とんでもないわ 半世紀も前にすでにスタートレックが描いていたことに驚く >>1
日本人による、日本人の為の、日本人の政治
江戸時代、皇国時代・・・ロクなもんじゃない
ヒトによる、ヒトの為の、ヒトの政治
AI曰く・・・ロクなもんじゃありませんね 銃を持ったAIロボットが貴族(元締め)の指針で街中を警察として動き回るのを想像したら怖いな。 銃を持った貴族関連企業のAIロボットが街中を警察として動き回ったら怖いな ロボットが人間に代替するかどうかよりも元締めたちの道徳観や貪欲が問題。 ホモ・サピエンス
ホモ・エレクトス
ホモ・ルーデル LGBTに対するヘイト思想は言論や良心の自由に含まれるというイギリスの判断。
同性婚ケーキ作り拒否は「差別でない」 英最高裁が判決:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASLBC736YLBCUHBI03K.html
2018年10月12日06時32分
同性婚を支持するメッセージが込められたケーキ作りをケーキ店が拒めるかが問われた裁判で、
英国の最高裁判所は10日、拒むのは差別ではないとする判決を出した。
言論や良心の自由を守る判断として店側は歓迎する一方で、原告の男性は同性愛者への悪影響を懸念している。 一神教云々って話がもう宗教
一神教と多神教に違いなんてねーよw 将来は分からないが完璧な存在でないにしろ、いろんな意味で非常に尖った存在である
それをプロデュースする側の資質が重要な気がする コンセント抜いたら、おわり。
使う人間の問題なだけ。 円にならずとも非常に高い平均値な上に、限りなく円に近い多角形には行きそう
多神教なら
「付喪神」という概念を
容易に受け入れる データをいくら蓄積してもそれは知性にはならないと
アップルシードだかなんだかに書いてあったがなぁ やはりホモでしか反応しない低能ばかりだ
ここは伸びない なるほど
非常に分かり易い
AIってやつは結局人間につけられた道筋にそってしか思考できないってこった
笑わせてくれる > 「疫病、貧困、戦争という人類の三つの死因が収束に向かっているといった分析など、前半は面白いけど、後半は息切れしている。前作は名著で興奮して読みましたが……」
いや、前作も初めから結論ありきの神学めいた著作で
それっぽく書いた紛い物だという読後感を持ったが?
だから今作の感想がさえなくても、さもありなんという感じ。
AIは今のところ世界の実相を幅広く見聞して学習したなんてことはしてないんだから、
人間のような学習はできなくても当然だ。 大局の把握は機械の方が優れているよ。
人間がそう思えないのは、人は「大局」ではなく
無意識に自分(人間)にとって都合の良い場合を想定しているから。
むしろローカルな局所最適化を「大局」だと見做している自覚が無い事が問題。
そのローカルな「最適」は身勝手なものだから機械には理解出来ないんだろうが。 朝鮮人擁護の記事以外、毎日新聞は書くなよ、似合わねーえ!(笑)
だんだん紙面が臭くなってきたらしい。
部数減って益々左翼、おもしれぇー! >>7
それこそ白人のほうがAIに夢見すぎなんだよ 中国人民解放軍の野心的な「AI軍事革命」
@中国は、AIを将来の最優先技術と位置づけ、「2030年までにAIで世界をリードする」という
目標達成に向け邁進中である
A習近平主席の「軍民融合」により、民間のAI技術を軍事利用し、「AIによる軍事革命」を
実現しようとしている
B「AIによる軍事革命」の特徴の一つは、AIと無人機システム(無人のロボットやドローンなど)
の合体であり、この革命により戦争の様相は激変する
C「AIによる軍事革命」にはリスク(倫理的問題など)もあり、人間とAIの関係は今後の大きな
課題
ttp://www.jfss.gr.jp/home/index/article/id/579 Lacrimosa dies illa
Qua resurget ex favilla
Judicandus homo reus. >>1
違うなー。
今後、AIは生きる意欲も学んでいくわけだ。
それから、生命の原理も学んでいくわけ。
生命のシステム自体を学んでいくから、いずれ自然な意欲・感情の発露なども獲得する。
つまり、AIは人間にとってかわるということだよ。 >>1
安宅って学歴ロンダじゃん。
見事にメディアにしがみついてrるメディア御用人。www というか「支配者」が居ないと
一神教信者は自己崩壊でもしちゃうの?
コンピューターが社会管理する世界とか
それに人間が従う社会なんて話は一杯あるしなぁ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています