0001坊主 ★
2018/09/23(日) 21:49:41.99ID:CAP_USERhttps://cdn.mainichi.jp/vol1/2018/09/22/20180922oog00m010028000p/9.jpg
関西学院大は21日、イスラム教徒(ムスリム)のための礼拝室を西宮上ケ原キャンパス(西宮市上ケ原一番町)に設置した。学長補佐の打樋(うてび)啓史・社会学部教授(51)は「ムスリムの学生にとって祈りの時間は生活の一部で、安心して学生生活を送ってもらいたい。日本の学生にも、異文化に触れる機会になれば」と話している。
関西学院大によると、同キャンパスと神戸三田キャンパス(三田市)には9月現在、インドネシアやマレーシア、サウジアラビア、シリアなど中東・東南アジアのイスラム圏11カ国から留学生45人を受け入れている。
ムスリムの留学生には空き教室などを礼拝の場として使ってもらっていたが、礼拝前にトイレの手洗い場で手と足などを清めて廊下で祈る様子も見られた。イスラム圏出身の学生らは増加傾向にあり、留学生のサポートをしていた打樋教授らが「落ち着いて祈りをささげられる場が必要だ」と提案。西宮上ケ原キャンパス授業棟の第4別館3階ロビーに完成した。
礼拝室は、男女用各1室。それぞれ複数のムスリムが膝をついて祈ることができるよう2畳程度の広さがある。水で体を清めることができ、天井にはイスラム教の聖地・メッカの方角を示すボードが張り付けられている。
大学側は今後、神戸三田キャンパスでも礼拝室の導入を検討するという。【生野由佳】
毎日新聞 2018年9月22日 地方版
https://mainichi.jp/articles/20180922/ddl/k28/100/374000c