女屋泰之2018年6月1日22時28分
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来春から「キャッシュレス化」をめざすハウステンボス=今年1月、長崎県佐世保市、小宮路勝撮影


 テーマパークのハウステンボス(HTB、長崎県佐世保市)は1日、来春から園内での現金決済をなくす方針を発表した。
まず今年中を目標に独自の電子マネー「テンボスコイン」を導入。しばらく現金も併用しつつ、問題がなければ「キャッシュレス」への移行に踏み切るという。

 入場客はスマートフォンに専用アプリを入れるか、入場の際に専用のICカードを受け取り、現金をチャージしておく仕組み。
スマホやICカードを使って園内での買い物やアトラクションの利用などができ、余った分は帰る時にまた払い戻せるという。
 こうした独自の電子マネーのシステムを年内に導入のうえ、3カ月ほどかけて入場客に不便が起きないかなどを検証する。その間は現金も使えるようにする。
https://www.asahi.com/amp/articles/ASL6141J3L61TIPE019.html