2018年5月3日
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明治〜昭和に制作された花瓶や鉢が並ぶ会場=四日市市文化会館で


 四日市市の地場産品である萬古(ばんこ)焼の明治以降の作品を集めた展覧会「四日市萬古 明治から現代の作家たち」が、四日市市安島の市文化会館第二展示室で開かれている。入場無料。七月一日まで。

 明治〜昭和にかけて活動した市内の職人三十人と、市内や菰野町などで制作する作家三十一人が手掛けた急須や鉢、茶わんなど計六十二点を展示。

 市無形文化財保持者で大正〜昭和に活動した横田深山作「花鳥文盛絵大急須」は、高さ五十センチほどの大きさで、胴に草花と鳥が描かれている。明治の作家伊藤豊助の
「遊び猫」は手びねりの置物で、戯れる二匹のネコを毛並みまで表現。現代作家の作品には、赤絵で文様を描いた古萬古風の花瓶や、波の巻き上がる様子を表した造形作品などがある。

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