2018.4.12 12:40
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英語と日本語で県の魅力を発信している「デルファイの会」のメンバー(同会提供)
http://www.sankei.com/life/news/180412/lif1804120019-n1.html?view=pc


 栃木県の魅力を英語と日本語で一冊にまとめた本が、元教員ら英語教育に携わってきた市民グループによって出版された。デスティネーションキャンペーン(DC)や2年後の東京五輪・パラリンピックを見据え、
外国人観光客にも栃木をより深く知ってもらおうと、単なる観光案内でなく、県内の名物・名所に関わる物語をつづっている。(松沢真美)

 有志5人によるデルファイの会が執筆、編集した「なぜ、人は栃木に魅せられるのかTheAppealof Tochigi」(随想舎)。“栃木大好き”というメンバーが選んだ県内の自然や文化について内容を掘り下げ、英語と日本語の対訳で紹介している。

 日光の社寺や足利学校などを取り上げた「世界に誇る遺産」、神社仏閣を紹介する「祈りと救い」に加えて「山・川・温泉」、「史跡・城跡・街道」、
「伝統の祭り」、「受け継がれる名産品」の6章に分け、56項目について、単なる紹介ではなく、ストーリー性を持たせてまとめた。

 「地元の人も気付いていない魅力を」と、メンバーが書きたい「知られざる栃木」について選定。現地での取材、調査を重ねた。出版までに足かけ6年。地図や写真、図表も多用した。

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http://www.sankei.com/life/news/180412/lif1804120019-n2.html