0001朝一から閉店までφ ★
2018/02/10(土) 20:37:07.33ID:CAP_USER(写真)
宝塚観光花火大会で夜空を彩る花火(2015年8月)=宝塚市提供
兵庫県宝塚市の真夏の夜を彩る「宝塚観光花火大会」が今夏も開かれないことが決まった。
2015年を最後に市が開催を見送っており、3年連続の中止となる。約9000万円に上る総事業費の捻出が難しいためで、中川智子市長は19年夏の復活へ検討を進める考えだ。
大正初期、宝塚温泉街への集客を狙いに始まった歴史ある大会で、15年は企業などの協賛金も含む約4000万円で開催。JR、阪急宝塚駅近くの武庫川沿いで2500発を打ち上げ、約5万人が楽しんだ。
しかし、宝塚駅周辺に高層マンションが立ち並び、観覧スペースの一つだった宝塚大劇場の西駐車場への宝塚ホテル移転も決定。市は「従来の場所では安全確保が難しい」とする。
そこで市は、下流約2キロの市役所前の河川敷を新たな打ち上げ場所として検討し、警備方法などを宝塚署と協議してきた。
一帯では最大約26万人が観覧でき、近くの末広中央公園に約100店舗の屋台が並ぶことも可能という。
一方で、来場者の利用駅が阪急逆瀬川、小林などに分散すると予想され、警備員をほぼ倍に当たる約500人まで増員する必要が生じる。
総事業費が従来の倍以上に膨れ上がるのはこのためで、市は警備費抑制も含めて協議したが、今年も開催断念を免れなかった。
「4年連続で中止にしたくはない」と19年の再開へ前向きな中川市長。夏の風物詩として復活を求める声も強く、「市民の声に耳を傾けたい」と話している。(望月弘行)
http://sp.yomiuri.co.jp/national/20180210-OYT1T50049.html