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日本刀の打ち初め式を行う刀匠=増実健一撮影


 「刃物のまち」として知られる岐阜県関市の春日神社で2日、新春の訪れを告げる「古式日本刀鍛錬打ち初め式」が行われた。

 刃物業界の安全や発展を祈願する恒例行事。例年、関鍛冶伝承館の鍛錬場で披露されているが、改修中のため、今年は隣接する春日神社に仮設の鍛錬場が設けられた。
約800人が見守る中、烏帽子(えぼし)に白装束姿の刀匠が、約1300度に熱せられた真っ赤な玉鋼に大槌(おおづち)を振り下ろすと、甲高い音と共に火花が飛び散った。
同市の小学3年生(9)は「音がすごかった」と驚いていた。


「刃物のまち」関で日本刀打ち初め…安全を祈願
讀賣新聞:2018年01月03日 17時31分