社会
「スーパーやまと」が事業停止、自己破産へ
(山梨県)

 県内でスーパーマーケットを展開する「食品スーパーやまと」が事業を停止し、自己破産に向けた法的整理に入った。負債総額は約16億7千万円。
 韮崎市に本社を置く「食品スーパーやまと」は大正元年に創業した老舗スーパーマーケットで、峡北地域を中心に9店舗を展開していた。
しかし、大手量販店の進出や同業他社の出店攻勢で売り上げが悪化し、6日夜8時に事業を停止。自己破産に向けて法的整理に入った。
 「スーパーやまと」は、ノーレジ袋運動やマイ箸キャンペーンなど環境への取り組みを県内で先駆けて展開したほか、
空洞化する甲府市中心街への出店や中山間地域への移動販売など社会貢献にも積極的に取り組んでいた。
 スーパーやまとは「従業員・取引先、何よりもやまとを支えてくれたお客様に感謝する」とコメントしてる。
[ 12/7 12:07 山梨放送]

http://www.news24.jp/nnn/news88811924.html