京都府京丹波町曽根の道の駅「京丹波 味夢の里」で、隣接する塩谷古墳群から出土した
巫女(みこ)の埴輪(はにわ)をモチーフに、公式キャラクターを決める総選挙を実施している。
1位となったキャラクターは同駅で発売する商品のパッケージや、塩谷古墳群のPRキャラクターに使われる。

同古墳群で1989年8月に見つかった巫女の埴輪2体は欠けた部分が少なく、
その美しさから全国の展覧会で展示依頼が相次ぐなど人気者だ。

同駅によると、巫女の埴輪でキャラクターを作ろうと、
全国の作家に作品募集を呼び掛ける「京都もえしょくプロジェクト」のインターネットサイトを通じて
公募始めたところ、5月から2カ月間でに予想を上回る274点が集まったという。

いずれも力作ぞろいだったことから、
作品の中から優秀作品5点を選び、1位を決める総選挙を行うことにした。

キャラクターは、女の子2人組のアイドルをイメージし、
同町の特産品である丹波黒大豆をモチーフにしたグッズを身につけている。
同駅では「活躍してほしいキャラクターに、清き一票を」と呼び掛けている。

投票期間は31日まで。
同駅内の投票所か、専用のインターネットサイト(http://www.ajim-senkyo.site)でも投票できる。

写真:巫女の埴輪をモチーフにした公式キャラクターを決める総選挙の投票台
http://www.kyoto-np.co.jp/picture/2017/10/20171016192450009.jpg

以下ソース:京都新聞 2017年10月16日 19時30分
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20171016000144