日本の十五夜にあたり、豊作を祝う日でもある中国の「中秋節」(ことしは10月4日)を控え、
横浜・中華街のローズホテル横浜(横浜市中区)のロビーに1日、巨大な月餅が登場した。
中秋節に月餅を食べる中国の風習にちなんで同ホテルで毎年製菓、展示している。
月餅の大きさに驚きながらカメラに収める人の姿も見られた。

直径1メートル、重さ60キログラムと日本最大級の月餅。
あんにはアヒルの塩漬け卵の黄身がおよそ700個埋め込まれ、
さながら満月がたくさん詰め込まれているようだという。

中秋節は、中国では春節(旧正月)に次ぐ大きな行事。
この日に月餅を食べると幸せになるという言い伝えがあり、唐の時代から続く風習とされている。

中秋節の10月4日午前11時半には、ロビーで巨大月餅を切り分け、先着300人に振る舞う。
展示期間中は中秋月餅を売り出すほか、宿泊券などが当たるクイズも実施。
同ホテルは「たくさんの方に季節を感じていただければ」と話している。

写真:中秋節に向けてロビーに登場した巨大月餅
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以下ソース:神奈川新聞 2017/09/02 02:00
http://www.kanaloco.jp/article/274959