2017年8月15日 19時17分
 初盆を迎えた故人の霊を船で西方浄土に送り出す、長崎県の伝統行事「精霊流し」が15日、県内各地で行われた。
悪霊を追い払うとされる爆竹の音が鳴り響き、白い煙が立ちこめた。長崎市街では夕方から、法被や和装の喪服をまとった遺族らが練り歩き、精霊船を台車に載せて港へ運んだ。
 精霊船は屋形船のような形をしており、大きいもので全長10メートル以上。それぞれの家庭や企業などが、故人の遺影やちょうちんを載せたり、家紋をあしらったりして、思い思いの飾り付けをした。
(共同)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017081501001500.html
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