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2017/06/22(木) 08:08:48.91ID:CAP_USERサルが歩いて対岸に渡る行動を始めた。
砂が堆積(たいせき)して対岸と陸続きになったためで、
サルの「離島」を防ぐために市が委託している監視員が目撃した。
京都大野生動物研究センター幸島観察所によると、ボスザルが渡った可能性が高いという。
約100匹のサルがいる幸島は対岸と200〜300メートル離れているが、
3月ごろから干潮時は歩いて行き来できるようになった。
市は4月から昼の干潮時に監視員を置き、棒を振るなどして離島を阻んできた。
ただ、砂は増え続け、6月には干潮時の幅が100メートルほどにまで広がった。
それにつれて、島の陸側に姿を見せるサルが増えていた。
監視員によると、13日午後6時ごろ、島の陸側に現れた15匹ほどのサルのうち1匹が、
目を離した隙に砂の上を走って対岸に渡った。
16日午後1時ごろには逆に、対岸の駐車場付近から島に向かうサルを複数の人が目撃した。
監視員の一人は
「突進するように島に向かった。潮がひくのを待って島に戻ったのかも。
島と陸の間を行き来するサルが出てきたようだ」と話した。
駐車場のそばで店番をしていた女性も
「こちらから島に渡って崖を登るサルを見た。陸に来ることに慣れなければいいが」と心配する。
幸島観察所によると、渡っているのはボスザル「ケイ」とみられる。
昨夏にナンバー3から一挙にボスの座を射止めた9代目で、今月6日ごろから群れからしばしば姿を消すようになった。
観察所職員の鈴村崇文さんは
「好奇心が強く対岸の山への興味が膨らみ、渡っていると思う。
ケイがいない間はナンバー2の『シカ』が群れの中心に居座るが、ケイが戻ると中心の座を明け渡している」。
現段階では群れに大きな影響はないという。
市教委の宮田浩二係長は
「監視員がいない隙を見はからい、対岸に渡ったようだ。
人や農作物の被害がないよう注意しつつ、状況を見守りたい」と話した。
写真:島の陸側に姿をみせたサル。
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20170620004538_comm.jpg
写真:陸続きになった幸島。たまる砂の量は増え続けている
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20170620004535_comm.jpg
以下ソース:朝日新聞 2017年6月21日22時23分
http://www.asahi.com/articles/ASK6N4DZYK6NTNAB006.html