春日大社で「万葉蹴鞠」の試合
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170528/k10010997931000.html
5月28日 15時00分
春日大社で、古代の装束でまりを蹴り合う「万葉蹴鞠」(まんようけまり)の試合が行われました。

「万葉蹴鞠」は、奈良の文化の継承に取り組んでいるNPOが、
飛鳥時代や奈良時代に行われていた「蹴まり」を参考に考案しました。

試合は、春日大社の境内にある広場「飛火野」で行われ、
地元のサッカークラブの中学生やNPOの職員など4チーム、およそ40人が古代の装束を着て参加しました。

万葉蹴鞠は、6人のチームが縄を張ったコートで鹿の皮でできた「まり」を蹴り合い、
相手のコートに落として得点を奪います。

参加した人たちは、まりを落とさないように上手に蹴り合い、得点が入ると
、観光客から拍手が送られていました。

観戦した小学3年生の男の子は
「衣装がかっこよくて、おもしろかったです。自分もやってみたいです」と話していました。
参加した32歳の男性は
「まりはサッカーボールと違って蹴るのが難しかったです」と話していました。