国重要文化財の刀「山姥(やまんば)切国広(ぎりくにひろ)」の展示会が4日、足利市通2丁目の市立美術館で始まった。
一般公開は1997年の東京国立博物館以来20年ぶり。
初日は人気ゲーム「刀剣乱舞」の女性ファンなど全国から約1266人が訪れ、美しい刀身をじっくりと鑑賞した。
4月2日まで。

山姥切国広は1590年、安土桃山時代の刀工堀川国広(ほりかわくにひろ)が
当時の足利城主長尾顕長(ながおあきなが)のために鍛えたとされる。

刀剣乱舞は、刀剣を擬人化したキャラクター「刀剣男士」を集めて敵と戦うオンラインゲーム。
山姥切国広が人気キャラクターだったこともあり、展示会はインターネット上で大きな話題となっていた。

4日は午前6時前から、同館前に行列ができはじめた。
待ち時間は最大4時間にも。
同館は午後3時半までに並んだ人に入場制限する異例の対応を取った。

写真:山姥切国広に見入る来館者たち
http://www.shimotsuke.co.jp/~/media/NEWS/201703/20170305/CNTS2017030402398_BaseImage_R.jpg

以下ソース:下野新聞 3月5日
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20170305/2619002