東松山市岩殿の県こども動物自然公園は21日、世界最小のシカ「プーズー」の赤ちゃん(雄)が誕生したと発表した。
国内で飼育・展示しているのは同園だけで、日本では初の繁殖。
3月3日から一般公開の予定で、名前は後日、公募して決めるという。

赤ちゃんの父親はサイ(3歳)、母親はピナ(1歳)。
今月9日に生まれ、体長約20センチ、体高約10センチ、体重592グラムだった。
出産後2日間は大事をとって人工哺乳を行ったが、その後は母親の哺乳だけで元気に育っている。
現在、体長約25センチ、体高約15センチ、体重約1キロに成長した。

プーズーは南米のチリ南部やアルゼンチンの一部に生息。
大人は体長80センチ、体高30〜40センチ、体重9〜10キロ。
昨年6月、動物交換で交流のあるチリのサンチアゴ・メトロポリタン公園から
雄2頭(いずれも3歳)、雌2頭(2歳と1歳)が贈られ、昨年12月から一般公開している。

誕生を記念して、公開予定の3月3日から3日間、正面ゲートで各日先着500人にプーズーステッカーをプレゼントする。

写真:世界最小のシカ「プーズー」の赤ちゃんの体重測定の様子
http://www.saitama-np.co.jp/news/2017/02/22/07.jpg

以下ソース:埼玉新聞 2017年2月21日(火)
http://www.saitama-np.co.jp/news/2017/02/22/07_.html

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