小室サクセスストーリー05

*小室佳代さんが送っていた遺族年金“詐取計画”メール 口止めも…
 今回、「週刊文春」がX氏と佳代さんの金銭を巡るやり取りを精査した
ところ、佳代さんがX氏と事実婚をした上で、亡夫の遺族年金を受け続けようと計画していたことがわかった。
佳代さんがX氏に送ったメールに、綿密な計画が記載されていた。この計画は遺族年金の詐取に当たる疑いがある。
 佳代さんは婚約直後の2010年9月5日にこんなメールをX氏に送っていた。
*お互いの総収入+主人の遺族年金でお互いの生活を賄う事
*その他預金や財産に関してもお互いのものとしてみなす事
*パピーの生命保険の受取人を私にして下さる事
先ずは以上を実践する=事実婚をします。そして4年後パピーの年金取得時に改めて入籍する
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 このメールからは佳代さんがX氏と生計を一にしながら、同時に亡夫の遺族年金ももらい続け
圭さんを含めた3人で生活していくことを計画していたことが分かる。
 だがこれには問題がある。遺族年金の制度について、税理士の蜿タ隆氏が解説する。
「遺族年金は、一時期でも再婚したり、入籍せずとも事実婚の関係になると、その時点で受給資格が失われます。
内縁関係にある人物が、それを隠して受給を続けていたならば、遺族年金の“詐取”にあたります」
 また、計画が実現した際の違法性について、佳代さんも十分に認識していた疑いがあることが下記のメールからは読み取れる。
考えた結果、正式に入籍する時迄は友人や会社には事実婚の事は内密にします(9月6日)
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さらに翌月、10月16日にも念押しするかのようにこうメールを送っている。
私達の事実婚はなるべくどなたにも知られたくないのです。
万が一どなたかが役所に告発すると最悪の事態になりかねません
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【遺族年金不正受給】小室佳代【贈与税脱税】
 秋篠宮家の長女・眞子さま(29)との結婚問題の行方が注目されている小室圭さん(29)。その障害となってきたのが母・小室佳代さん(54)と元婚約者のX氏との、約400万円にのぼる借金問題だった。あくまで貸したお金だとして返済を求めるX氏と、贈与だったとする佳代さんとで真っ向から主張は対立してきた。
 佳代さんは、2010年9月にX氏と将来の結婚を約束した「婚約者」となったが、婚約解消までの約2年間、正式に籍を入れようとはしなかった。また周囲には2人の関係を秘密にするよう強く求めていた。その理由は、亡夫の遺族年金にあった。婚約直前、佳代さんはこう綴っている。
〈私にとって結婚=主人の遺族年金を無くす事〉(2010年8月31日付け、佳代さんのX氏へのメール)
 遺族年金とは、国民年金または厚生年金の被保険者が亡くなったときに、その人によって生計を維持していた遺族が受け取れる年金だ。
「子どもがいれば遺族基礎年金の受給対象になり、年間支給額は100万6600円。加えて、会社員や公務員なら遺族厚生年金も受給の対象になる」(横浜市役所保険年金課)しかし、一つ問題があった。佳代さんはこうメールに記していた。
〈私は主人の年金を受け取っている間は内縁の関係にはなれません(中略)ですので私達の事実婚はなるべくどなたにも知られたくないのです。万が一どなたかが役所に告発すると最悪の事態になりかねません〉(2010年10月16日)遺族年金の運営を担う日本年金機構に尋ねると、
「再婚した場合は受給資格が失権する。事実婚でも、生計を同一にしている実態があれば、失権することになります」
 だが一方で、佳代さんは当時、X氏にこんなメールも送っている。
〈*お互いの総収入+主人の遺族年金でお互いの生活を賄う事 *その他預金や財産に関してもお互いのものとしてみなす事 *パピーの生命保険の受取人を私にして下さる事
 先ずは以上を実践する=事実婚をします〉(2010年9月5日)
 つまり、互いの財産を共有のものとみなしていることから、「生計を同一」に近い状態にあったことがうかがえるのだ。それでも佳代さんは「失権」を防ぐため、上記の通り、秘密厳守をX氏に強く迫っていたとみられる。他のメールでも、X氏の家族や同僚にも秘密にするように求めている。
「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年12月17日号z