>>719 続き

 パスポートやビザの手配ができ次第、眞子さんは渡米し、生活の拠点をニューヨー
クに移すことになる。この日は祖父のみならず、川嶋家の人々とも別れを惜しんでい
たのだろう。だが、紀子さまをはじめとする秋篠宮ご一家が同席したのは、わずか60
分ほどだった。秋篠宮に近い人物が解説する。

「秋篠宮さまはいま、眞子さんに対して怒りの感情を抱いていらっしゃるようです。
小室さんはもはや眼中になく、考慮の埒外にある。いわば問題外です。怒りの矛先は
あくまで“小室さんより、眞子さん”なのです」

 17年末に小室さんの母・佳代さんの金銭トラブルが発覚し、翌年、秋篠宮は誕生日
会見で「多くの人が納得し、喜んでくれる状況」になることを求めた。だが結局、
秋篠宮の望まれたものとはほど遠い状況下で、眞子さんは結婚を“強行”した格好だ

「18年2月の結婚延期から約3年8カ月にわたり、眞子さんはご両親とろくに話をせず
小室さんとばかり話を進めていました。たとえば眞子さんは会見で『海外に拠点を作
ってほしいと私がお願いした』と説明しましたが、秋篠宮さまはこうした眞子さんの
計画について『小室さんはいつか留学したいようだ』という程度しか聞いておられな
かったのです」(同前)

 このころはまだ、秋篠宮が抱いておられたのは、小室さんへの不信感に過ぎなかっ
た。

「秋篠宮さまは小室さんや佳代さんのことを『あちら』と呼ばれ、名前すら出そうと
されなかった。一方、眞子さんに対しては、小室さんと遠距離になっている間に冷静
になるのではと期待なさっていたようです」(同前)

 だが、その後も眞子さんは、ご両親に対して結婚についての話題を避け続けた。
かと思えば、宮内庁参与に対し「儀式も一時金も要らないので結婚したい」と直談判
することもあった。昨年11月には「結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守
りながら生きていくために必要な選択」と強く主張する「お気持ち文書」を発表され
た。

続く
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心を守りながら生きていくために必要な選択って、ただ、わがまま通すための言葉