●紀子さまの悲願! 悠仁さま東大計画で支度が始まった「高下駄」 2
 「週刊新潮」2019年3月28日号 掲載

*お忍びで“渋渋”へ

紀子さまがお茶の水大で研究員をなさっていて、子弟に適用される「特別入学制度」の
活用第1号として、悠仁さまは附属幼稚園に入園された。お茶の水が共学なのは
中学までだから、この時から「悠仁さまがお茶の水を去る時」へのカウントダウンが
始まったのである。

そんななか、転機が訪れたのは、2016年9月。筑波大とお茶の水大が全学的な連携を
図るための協定を締結、附属学校も対象としたのだ。これにより、筑波大附中高と
お茶の水附中高との間にも提携校進学制度が設けられ、学力試験なしに双方への
転入・転出が可能となった。

お茶の水の附属小に子供を通わせる父兄によると、
「悠仁さまのご成績は“中ぐらい”とか“割とできる”という風に捉えています。で、
 紀子さまは、去年の春ごろから“勉強はどうされていますか。塾はどこに通わせて
 いらっしゃいますか”などと、男子生徒の保護者と熱心に情報交換されていました。

 保護者の間では外部の学校に行かれるのではないかとの噂が流れていたのです。
 実際、悠仁さまは一昨年の9月9日、東京・渋谷にある通称・渋渋、渋谷教育学園
 渋谷中学高等学校の文化祭にお忍びでいらっしゃったのは間違いないようです」

*“筑波シフト”

他方、こう打ち明けるのは、秋篠宮家の事情を知る関係者だ。
「去年の8月中は、国語・算数・理科・社会に加えて他の分野についての『試験勉強』を
 なさっていました。筑波大附属は音楽、図画工作、家庭の筆記試験、そして体育の
 実技試験まである。あぁこれは外部進学、少なくとも、例の『提携制度』を使って
 筑波を狙っている“筑波シフト”なのだなと思っていたのです」

つまり、お茶の水への内部進学に否定的な動きばかりが窺えたのだ。しかし、
その空気が変わり始めたのは昨年11月ごろのこと。

「“どうやら内部進学のようだ”という話が出回るようになりましたね」 と話を継ぐのは、
別の関係者。

「小室さんの母の借金問題が持ち上がった当初は、秋篠宮家として、その問題だけに
 集中していれば良かった。しかし今後もその問題は長引きそうだということが見えて
 来て、更にご一家はより重要な皇嗣家という立場に変わり、それに伴ってご公務の
 負担もより大きなものとなります。悠仁さまも皇位継承順位2位となり、周りの見る目が
 変わってくる。加えて、学校まで変われば友達・父兄ともども、新たな関係を作って
 行かなくてはならない。そういった状況にあっては、とりあえず内部進学させ、
 高校については少し落ち着いた頃に考えようということだと見ています」

結果、「悠仁さまがお茶の水を去る時」までもう3年の設定がなされたわけだ。
むろん、晴れて筑波大附属高に進学された後に学習院大へ進まれるコースもないわけ
ではない。この点、学習院のある関係者はこう断じる。

「ウチの人間が嘆いていたことがあります、“(秋篠宮殿下には)一度も同窓会にいらして
 もらえない”と。殿下ご自身も、学習院にはあまり良い印象を持たれていないのです。
 そもそも大学については、学習院ではなく他の大学を希望されていました。しかし、
 父上である天皇陛下の反対で諦められたのです」

ならばということで、ここからは「東大への道」に踏み込んで行こう。