女系天皇と旧皇族の復帰、どちらを選ぶべきか? [無断転載禁止]©2ch.net
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現行の皇室典範では、天皇から3世(ひ孫)以上離れた皇族は皇族の身分を離れることになっているので、悠仁親王を除き男系男子で天皇を継承することは現実的に不可能です。
旧宮家の復活をさせようという意見もありますが、そもそも旧宮家である伏見宮家系の家系は、南北朝まで遡らなければ天皇に繋がらない天皇と19世以上離れた家系です。
おそらく、明治憲法下ですら伏見宮家系の宮家から天皇を出そうとは思っていなかったことでしょう。
明治憲法下の旧皇室典範では、1世から4世を親王とし5世以下を王としていました。
つまり、実質的に皇族は天皇から4世(玄孫)までと定めていたのです。
事実、大正9年には天皇から5世孫以下の皇族は臣籍降下(皇族から離れること)する法律が制定されました。
この法律は結局交付されませんでしたが、天皇を神としていた時代ですら天皇から5世も離れた血筋はさすがに皇族として認められないという考えがあったのです。
実際、過去の天皇継承は、
1世(子供):110例
2世( 孫 ):8例
3世(ひ孫):5例
4世(玄孫):0
5世(来孫):1例
と、基本的に3世までで継承されています。
つまり、最低でも曽祖父が天皇であることが条件なのです。
そしてもう一度言いますが、悠仁親王を除けば、最も近くとも10世、旧宮家なら20世近く遡らなければ男系家系で天皇継承することは不可能です。
悠仁親王から男系の家系が広がらなければ、常識的に考えて男系天皇の継承は不可能でしょう。
現在の社会情勢から考えて、側室や一夫多妻制は到底認められないでしょうから、天皇家の男系家系が途絶える可能性は充分あります。
現状悠仁親王1人にしか子供ができそうな男子皇族がいない以上、女系天皇を認めるかどうかという問題は、本来議論を続けていかなければならない問題です。
そしてその議論は突き詰めていけば、見えてくる問題はとても単純で、
400年(旧宮家の場合700年)以上遡ってまで男系の血筋を繋げるか、
天皇の近親者である女性(女系)天皇を認めるか、
の二者択一でしかないのです。
http://3taku.sblo.jp/article/176063524.html 男系論者の10の不思議 (1)
1 古事記にも日本書紀にも大宝律令にも
「男系で繋げ。女系天皇は偽天皇」なんて書いてないことを指摘すると、
「不文律なんだ!」と脳内律令を振りかざす
2 一般人でも妻側の苗字を名乗る婿取りは普通に行われているのに、
「天皇家が小室朝になる!」とあり得ないことを言い、
そもそも姓がない存在である天皇家の苗字の心配をしている
3 旧宮家が600年遡りの武家以下の超遠方傍系である点を指摘すると
「旧宮家は女系だと近いんだぞ!」と女系自慢を始める
4 旧宮家が途中、鍛冶屋の長九郎なる怪しいご落胤で系図を繋いでることを指摘すると
「当時ご落胤と認められたんだから本物なの」などと言う
5 旧宮家より皇別摂家のほうが天皇に近い血統だよね、と指摘すると、
「摂家より宮家の方が偉いんだよ」などと言う。
いやちゃんと血統で決めろよ 男系論者の10の不思議 (2)
6 父-息子(父系)あるいは母-娘(母系)にしか遺伝子は受け継がれないとする謎の血統観念。
つまり母と息子は血縁関係にないと規定する新しすぎる遺伝学?を本気で振りかざす
7 Y染色体を根拠にするとそこら中(もしかしたら小室圭氏も)皇位継承者になっちゃうよね?
と指摘すると、「Y染色体なんて別にどうでもいいんだよ」と手のひらを返す
8 天孫降臨の天孫って女系子孫(アマテラスの孫)だよね?と指摘すると、
スサノオ皇祖神論を展開する
9 過去に二十代以上遡る旧宮家ばりの超遠方傍系天皇は存在しないと指摘すると、
「天皇のひ孫」と言う極めて近い傍系血統の光格天皇を例示する。比較にならない
10 伝統、先例を重んじるといいながら、
守られてきたほぼ直系系図(遠方傍系排除系図)をぶっ壊すことにためらいがない。
だった五世孫の継体天皇ですら直系女子に入り婿することで血統の正統性を保守したのに、
そこまでして守られた血統への敬意ゼロ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています