昭和天皇のおことば

「基地の問題でもそれぞれの立場上より論ずれば一應尤と思ふ理由もあらうが』

 沖縄その他の言い分も分かるが

「全体の為ニ之がいいと分れば一部の犠牲は已むを得ぬと考へる事」

 支那やソ連などの共産主義の脅威から日本を守るには、それらの犠牲はやむを得ないと考える

「その代りハ一部の犠牲となる人ニハ全体から補償するといふ事にしなければ
 国として存立して行く以上やりやうない話」

 基地を負担してもらう代わりに国として代償を払ってやらねば、国家が成り立つまい

「憲法の美しい文句ニ捕ハれて何もせずに全体が駄目ニなれば一部も駄目ニなつて了ふ」

憲法9条に囚われて日本国民が平和呆けしていると、いざという時に皇室を守れず国が滅ぶ

「平和をいふなら一葦帯水の千島や樺太から侵略の脅威となるものを先づ去つて貰ふ
運動からして貰ひたい 現実を忘れた理想論ハ困る」

平和を言うなら、まずソ連に奪われたままの日本固有の領土である千島列島や南樺太を
取り返して貰ってからにしてしてほしい、現実を見ず理想ばかり追うのは、お花畑を舞う
蝶々のようなものだ