NTについてググっていたらアマノケイさんのNTに関する考察に行きついた

>これを踏まえてwatさんの発言をもう一度見てみましょう。
「VOCALOID5は人間の声が混ざるので、それは初音ミクではなくて藤田咲だ」
そう、これはVOCALOID5のことを話しているのではなく、AI歌声合成全般についての発言でもあるとも捉えられるのです。
初音ミクをAI化するなら「藤田咲に歌って貰えばいいではないか」という発想になるが、これは初音ミクAIではなくて「藤田咲AI」にしかならない、ということです。

このスレでも同様のレスを見た覚えがあるけどやっぱり志しが低いというか目標設定を間違えてると思う

AIを取り入れても藤田咲AIにならずに初音ミクAIになる未来はあったはず
重音テトSVがそれを体現している

UTAU版の重音テトは小山乃舞世の声を録音しただけではなく加工してあるそうなので小山乃舞世の生声ではない
そういう意味ではテトの中の人はいない

初音ミクAIが藤田咲AIになってはいけないという意味では小山乃舞世AIになってはいけない重音テトと同じ
しかし重音テトSVはそれをやってのけた

つまりクリプトンの失敗は次世代の初音ミクの歌声を明確に定義出来なかったことだと思う
ボカロV2で初音ミクを作ったとき、そのときある技術で望みうる最高のものを作りはしたが、それが理想の初音ミクの歌声ではなかったはず

それが初音ミクの人気の拡大とともにボカロの延長上にしか初音ミクの歌声を思い描けなくなってしまい、ボカロの枠から外へ踏み出すことが出来なくなっているのだと思う

一言で言うとAIの初音ミクの歌声を「こんなのミクじゃねぇ」と拒否されることを恐れて守りに入ってしまったと感じる

その不安は重音テトSVでもあったそうだがテトSVはテトファンからも概ね好評に受け止められている
なぜ初音ミクではそれが出来なかったのか
勇気が無かったからかそれともボカロの呪いか