昨年より新設されたアカデミー脱糞男優賞を受賞し、
勢いに乗ってる橋谷彰晃(53)のニューアルバムが届いた。

M1〜M7までは橋谷本人が使用を推奨しているband in a boxによる
自動アレンジと思われ、スーパーの店内BGMを彷彿とさせる。
彼はオリジナルの音楽講座サイトも意欲的に更新しているが、
最近のチャプターでは誹謗中傷のやり方まで披露している。
そのあたりをモチーフにしたのがM3『誹謗中傷講座2019』なのだろう。

そして圧巻なのはボサノバのアレンジプリセットを用いた自動作曲ソング
M7『橋谷の大脱肛』だろう。
続くM8では『世界に一つだけの花』のコピー。
急に日和りだしたパンクロッカーのような選曲は、
彼一流の商業主義に対するアイロニーなのだろう。
M10は往年の名曲のコピーだが、歌詞が全面的に改変されていて、
格安ソープでの体験を嘘偽りなく高らかに歌っている。

脱糞男優として精力的にチャレンジを続けている
彼の最新映画『脱糞男優草』もいよいよ来月公開、
トップ脱糞男優・橋谷彰晃から目が離せない日々が続きそうだ。