自分の学習のためにも説明に挑戦してみるよ。
スケールは音階の配列ルールで、
キーはその音階のはじめの音がなにか(主音・トニック)ということだよ。

キーは親玉がだれか、ということを言っているので
Cメジャースケールはドから始まるし、
Cマイナースケールもドからはじまるよ。
鍵盤の12音はどれも親玉になれるので、
AメジャースケールもあるしAマイナースケールもあるよ。

どの音から始めてもいいけど、スケールがちがうと
音階の配列ルールがかわってくるよ。

メジャースケールは、主音から数えて
全・全・半・全・全・全・半 音が構成音のルールで
キーがCのCメジャースケールだと
C(1) D(2) E(3) F(4) G(5) A(6) B(7) だよ。

ハーモニックマイナーだと
全・半・全・全・半・全+半・半なので
Cハーモニックマイナースケールは
C(1) D(2) Eb(3) F(4) G(5) Ab(6) B(7)

なので構成音が変わるし、雰囲気もかわってくるよ。
音階はざっくり、何番めかという数字で相対化できるよ。

よく「ねこふんじゃった」をマイナーで暗く弾いたりするのがあるけど
メジャーさんとマイナーさんで
同じ位置の数字の音をとりかえっこすると、あんなふうになるよ。