吸音材は壁に貼っても高音域にしか効果がなく、低域まで効かせるには壁から離す必要がある。
これは壁から1/4波長くらい離れたところでは音で空気は大きく動くが、壁際の空気は壁があって動けないからで、空気が動かないところに吸音材を置いても効果がない(壁がスカスカな場合は音響的には壁ではないため別)。
天井から少し離して吊り下げたり、衝立のようなパネルを使うのはこのため。