「火を付けたら仕事から逃れられると思った」 勤め先のガラス工場への放火疑い 伊丹市の55歳男逮捕
2024/3/26 22:20

 勤め先のガラス工場に火を付けて焼損させたとして、兵庫県警伊丹署は26日、非現住建造物等放火の疑いで、伊丹市の会社員の男(55)を逮捕した。

 逮捕容疑は25日午前8時過ぎ、伊丹市鴻池2、
日本板硝子の技術研究所内の炉室棟で、室内のごみにライターで火を付け、建物の一部約80平方メートルを焼損させた疑い。
調べに対し「火を付けたら今の仕事の状況から逃れられると思った」と容疑を認めているという。

 同署によると、男は日本板硝子の社員で、火は消防隊員らが約40分後に消し止めた。
出火当時、周辺で作業をしていたのはこの男1人だったことなどから容疑が浮上したという。

https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202403/0017475416.shtml