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2024/03/23(土) 18:02:27.8792024年3月22日(金) 21:14
中部経済連合会は、リニア中央新幹線の開業などで誕生する三大都市圏を短時間で結ぶルート
「日本中央回廊」を最大限効率化するための報告書を公表しました。
「日本中央回廊」とは東海道新幹線や新東名高速道路、新名神高速道路などに加え、
リニア中央新幹線の開業によって形成される東京、名古屋、大阪の三大都市圏を短時間で結ぶルートです。
日本中央回廊」の効果を最大限にするため、中部経済連合会がまとめた報告書では、移動時間が短縮されることで大都市から地方への移住が実現でき、都市と地方にまたがる新たなライフスタイルやビジネススタイルが生まれる可能性や、交通網の多重化による大規模災害の対応力向上などが記載されています。
一方で、名古屋港の貿易黒字額は25年連続で日本1位と中部圏がものづくり産業で日本を牽引しているにもかかわらず、
首都圏や関西圏と比べて「人口あたりの渋滞による損失時間が多い」など中部地方のインフラ整備の課題もあげられました。
その上で、「日本中央回廊」の効果を最大化するため、
リニア中央新幹線の開業に向けた岐阜県駅や長野県駅、山梨県駅などリニアの中間駅に直結する、
南北を縦断する道路などの整備を2030年代までに完了することが提案されています。
中部経済連合会の柘植康英副会長は「横だけでなく縦にも発展することで線ではなく面でポテンシャルを発揮できる。
提言をまとめるのが目的ではないので、関係省庁などに精力的に要請を行っていきたい」とコメントしています。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/1070487?display=1