0001おっさん友の会 ★
2024/02/22(木) 18:46:32.729国府宮はだか祭は1250年以上の歴史を誇る神事で、1人だけ選ばれる「神男(しんおとこ)」に触れれば厄落としができると伝えられている。何も身に着けない神男が参道に姿を現すと、ふんどしに白足袋姿の裸男が一斉に群がり、境内は熱気に包まれる。
女性が参加するのは、もみ合いに先立ち、厄よけ祈願の布を結び付けたササを奉納する神事で、約100人が法被姿などでササを担ぐ予定だ。
同神社によると、これまでも女性の参加は禁止されていなかったが、ふんどし姿が慣例だったため加われなかった。地元の女性団体から昨年10月、「女性も何か関わりたい」と申し入れがあり、男女の時間を分けてササの奉納のみ受け入れることにした。
女性団体「縁友会」副会長の鈴木彩加さん(36)は「やっと参加できてうれしい」と笑顔を見せる。幼い頃から父の姿をうらやましく見ていたといい、「みんなの思いを背負って奉納する」と意気込む。
男性のみで営まれてきた全国各地の祭りにも、女性が参加できるようになってきている。獅子舞と大名行列を神社に奉納する佐賀県鳥栖市の「村田浮立」には昨年10月、女子児童4人が参加。巨大なたいまつを燃やし、ふんどし姿の若者たちが乱舞する滋賀県守山市の「勝部の火祭り」でも今年1月、たいまつの宮入りを先導する「ちょうちん持ち」を女子児童3人が担った。
尾張大国霊神社禰宜(ねぎ)の片山貢さん(60)は「参加形態が変わっても祭りの意義は変わらない。継承してきた部分も大切にし、子供や女性も楽しめる祭りを未来につないでいきたい」と話した。
続き
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024021700417&g=soc