新オーナーに新スタジアム…欧州クラブに見る資金調達事情
[2024年2月15日14時54分]

「INEOS(イネオス)」社の会長を務めるサー・ジム・ラトクリフ氏に対して、プレミアリーグがマンチェスターUの株式取得を承認したと報道されました。
株式の25パーセントである約13億ドル(約1960億円)を取得するとのことです。

この取引に関しては、報道ベースではありますが、必要な規制当局の承認を得ることが条件とされており、
リーグの理事会がクラブの所有権構造の変更に同意。
それがリーグの独立監視委員会によって正式に承認されたということでした。

プレミアリーグのオーナー憲章にも新たに署名された模様で、FA(イングランドサッカー協会)の承認を持って正式な契約完了となるようです。

フットボール部門の管理責任を委譲されるだけでなく、クラブの将来に向けて約3億ドル(約452億円)を追加投資する予定でもあることから、
早くも夏の移籍市場においてチームの立て直しが期待されている状況です。どのような展開になるか楽しみです。

スペインのラ・リーガでは、資金不足が懸念されるバルセロナがカンプノウを全面改修に踏み切っております。
新スタジアムにおけるチケットの値付け具合が気になるところですが、新たな収益を生み出すべく設備投資に走っています。
この設備投資が新スポンサー獲得にどのような影響を与えるのか注目です。

以下ソース
https://www.nikkansports.com/m/soccer/column/money/news/202402150000600_m.html?mode=all#google_vignette