オホーツク海の船転覆事故 重体の28歳社員 死亡確認 死者2人に
2024年1月20日 13時10分

18日、北海道北見市常呂町のオホーツク海で測量作業をしていた船が転覆し、船長の男性が死亡した事故で、
意識不明の重体になっていた測量会社の28歳の社員が19日夜、死亡しました。

この事故で亡くなった人は2人となり、海上保安署が事故の詳しい状況を調べています。

18日、北見市常呂町栄浦のオホーツク海で、測量作業をしていた船が転覆し、乗っていた3人が海に投げ出されました。

1人は自力で海岸にたどりつき、残る2人は近くにいた船に救助されましたが、このうち、船長の笹原昭さん(43)が死亡しました。

網走海上保安署によりますと、測量会社の社員、加留福太郎さん(28)が意識不明の重体になっていましたが、
19日夜、低体温症で死亡し、この事故で亡くなった人は2人となりました。

海上保安署によりますと、当時、海は穏やかでしたが、
事故を目撃した人の話などから、船は突然、大きな波を受けて転覆した可能性が高いということです。

3人はライフジャケットを着用していたということで、海上保安署が事故の詳しい状況を調べています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240120/k10014328371000.html